水虫にはラミシールとニゾラールがいい

水虫の酷い痒みと再発しやすいしつこさに悩まされている人は多いです。
様々な薬を試しても効果が出ない、すぐに再発してしまうと悩んでいる、水虫を完全に治したい人にお勧めの水虫治療薬がラミシールとニゾラールです。

ラミシールの有効成分はテルビナフィンと呼ばれる成分で、水虫の原因である真菌(カビ菌)の1種、白癬菌の増殖を抑え、殺菌する効果があります。
通常の水虫から治りにくい爪水虫まで、幅広い水虫に効果が期待できる薬です。
テルビナフィンは白癬菌の細胞内のスクアレンの代謝酵素を阻害、細胞膜の成分エルゴステロール量を低下させ、菌の細胞膜を破壊することで増殖を抑え殺菌するのです。

クリームタイプと飲み薬、スプレーなどがあり、ラミシールクリームは一般的な水虫に対して処方されます。
1日1回塗布することで約1週間で効果を実感できるため、即効性があることから人気です。

ラミシールの飲み薬は、クリームでは効果が出にくい爪水虫や角質増殖型の水虫に対して処方されます。
服用方法は簡単で、毎日1日1回、継続して飲み続けることです。
ラミシールを服用することで、腸から吸収された有効成分テルビナフィンが約2週間後から爪の中に浸透し始めます。
中断せずにラミシールを飲み続けることで、一定のテルビナフィン濃度を保つのです。
ラミシールの服用を開始してから、約6カ月後に効果を診断します。
爪の伸びる速度は一定ではないため服用期間には個人差があり、長い人はラミシールを1年以上、中断せずに飲み続けるのです。

ラミシールには肝機能障害の副作用があるため、服用する際には血液検査をおこない肝臓の機能が低下していないかをチェックします。
機能が低下している場合には、副作用の可能性が高まるため処方されない場合もあります。
副作用の主な症状には、吐き気や食欲不振、めまい、頭痛、じんましんなどがあります。
ラミシールを服用していて体調に異常を感じたり、服用方法に不安を感じたら、すぐに医師に相談するようにしましょう。

薬の使用を途中でやめるな!

ニゾラールの有効成分はケトコナゾールで、多くの細菌に対して有効なイミダゾール系と呼ばれる高い効果をもつ抗真菌薬です。
白癬菌に対しても強力な殺菌効果を発揮し、有効成分のケトコナゾールは、菌の細胞膜の成分エルゴステロールの合成を阻害する事で殺菌します。
患部に塗布することで抗真菌作用を発揮し、菌の増殖や痒みなどの症状も抑えることができます。

ニゾラールは、1日1回、患部に塗布するだけの手軽さが魅力です。
クリームとローションタイプがあり、浸透力に違いがあるので使用する部位によって使い分けます。
ローションタイプのほうが浸透力は高く、皮膚が角化して固くなっている部位に適しています。
しかし刺激を強く感じるために、水虫特有の皮膚がグジュグジュしているような患部にはクリームのほうが適しているようです。

ニゾラールは塗り薬なので、全身に影響を与えないため副作用はほとんどありません。
肌への刺激も抑えられているので、よほど敏感肌の人でなければ刺激を感じることもないのです。
ニゾラールの主な副作用は皮膚がしみる、ヒリヒリするなどの刺激感と、かゆみやかぶれといった症状があらわれる場合があります。
かゆみやかぶれの症状が酷い場合には、医師に相談しましょう。

水虫は痒みなどの自覚症状が消え、一見完治したように見えても菌が残っていることがあります。
菌が完全に死滅しない状態で、ニゾラールの使用を止めてしまうと再発する可能性があるのです。
皮膚が生まれ変わるサイクルであるターンオーバーはおよそ4週間なので、最低でも4週間はニゾラールの使用を中断せずに継続して続ける必要があります。
足の裏などの角質が厚い部分の治療は1年以上かかるので、根気良く続けることが大切です。

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