お父さん世代の人に水虫が多いのはなぜ?

水虫は辛い痒みを伴い、同時に皮膚にも甚大なダメージを与えてしまう大変厄介な病気です。
長年医療分野で研究され、現代ではそれなりに効果的な治療薬も開発されていますが、一度完治しても再発しやすいという特徴を持っています。
とくにお父さんの世代の発症例が多く見られるのですが、その原因はいったいどこにあるのでしょうか。

通常、何らかの病気というのは自分の体調や体質によって発症することが一般的です。
ところが、水虫というのはたとえ身体が元気であっても症状を引き起こすことがあります。
それは水虫が外因性の感染症だからです。
そもそも水虫というのはカビの一種である菌が原因であり、体調に関係なく環境によって発生しやすい特徴を持っています。

日常生活でのカビの発生箇所を考えるとイメージしやすいでしょう。
湿気の多いところだったり、蒸れていたりするところをカビ菌は好みます。
つまり、働き盛りのお父さん世代の靴下の中などは、菌にとって大変居心地の良い箇所になるというわけです。
仕事によってはカジュアルな服装が許されない職種というのもあります。
汗をかきやすい真夏でも、きちんとスーツをきて外回りをしなければならない営業職などが代表的です。

どんなに気をつけていても、靴下の中は蒸れてしまうでしょう。
革靴はスニーカーなどに比べて通気性が悪く、ますます湿気がこもってしまいます。
現代は働きやすさにおいてクールビズなど、随分改善されている要素も増えてきています。
しかし、お父さん世代の古い体制を引き継いでいる会社などでは、まだまだ根性論を盾にして社員の服装に負担を強いる場合があります。

そういった会社では水虫がサラリーマンの勲章と捉えるような、間違った認識がまかり通っているところもあるようです。
働き盛りは体力がありますので、多少の負担は気にしません。
それが余計に水虫を悪化させる現任になってしまっている場合もあります。痒みが増すと仕事に集中できません。
きちんと治療して、予防策を講じる必要があると考えられます。

水虫をうつさない、うつされないには?

水虫が厄介なのは、感染する可能性があるからです。
自分自身がどんなに気をつけていたとしても、外部からうつされてしまったら、原因がよくわからないまま症状が出てきてしまいます。
大変迷惑なことですので、自分自身が水虫にかかっている場合は、うつさないようにすることも大切です。

水虫の感染経路として代表的なのがプールです。
レジャー目的のプールを頻繁に利用する時間のある人はあまりいませんが、忙しいサラリーマンでも健康のためにジムのプールを定期的に使うというのは珍しい話ではありません。
プール施設の中では基本的に靴は履かないはずです。
つまり、水虫患者の素足がプールサイドに着くというわけです。
その地点を出入りすると、菌をもらってしまう可能性が高くなります。

また、意外な盲点として感染経路になっているのが靴を脱いで上がる座敷の飲食店です。
蒸れた靴下のまま水虫患者が座敷に上がると、その畳に菌をうつすことになります。
食事を終えてまた別の人が上がったときに感染するというわけです。
プールの場合は感染しても、水の中にふくまれる塩素や上がる際にシャワーを浴びることで菌が落ちる場合があります。
しかし、飲食店ではそういうわけにはいきません。より注意が必要というわけです。

予防策としてはオーソドックスですが、やはり足を清潔に保つことが必要です。
忙しい毎日追われて、足の中が蒸れる環境に長時間身を置き、帰ってきたら疲れてしまって靴下も脱がずにそのまま寝てしまうというのは避けたいところです。
蒸れる環境をできるだけ作らないこと、そして、必ず帰宅をしたら足を石鹸で洗うことが推奨されます。
家族で過ごしている場合は子供にもうつす可能性があるでしょう。
水虫になったことがあるお父さんは、絶対にうつさないという信念で、細心の注意を払う必要があります。

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